2025/05/04
運転の姿勢と肩こりについて
皆様こんにちは。心身整体Natureの木村です。本日は5月4日、ゴールデンウィークも後半になりました。茨城町、水戸市は晴れているものの少し肌寒く、近所を運転していると厚手の上着を羽織って、バーベキューを楽しまれているご家庭を見かけます。
本日は運転の姿勢と肩こりについてのお話になります。頭の重さは体重の8~10%と言われており、個人差はありますが4〜6kgとなっています。この重い頭を背中の骨で支えており、自然なS字カーブがその重さを分散させています。例えば、運転している時に座席シートの位置が後ろにある場合や、背もたれを倒している角度が大きい場合ですと、胸の下から骨盤が後ろに倒れた姿勢となり、左右確認を行う際など周りを良く見ようとすると頭は前の方に移動するようになります。この姿勢では背中の骨全体で頭を支えることができなくなり、僧帽筋や肩甲挙筋、後頭下筋群など頭の後ろにある筋に負担が掛かる状態になります。筋に力が入った状態が続きますと血流が低下することで痛み出ることや、頭が前に出た姿勢がクセとなり疲れを感じることに繋がります。
横から見た時に耳の穴、肩の真ん中、骨盤の真ん中が並ぶような姿勢で座ると背中の骨で頭を支えられる位置になりますので、運転する機会が多く、肩こりがある方は一度姿勢を確認してみてください。